その1“ライフプランとマネープラン”
資産づくりの第一歩は、自分の人生設計図であるライフプランを考えることです。つまり、自分や家族が、「これから人生をどのように過ごしていくか」という夢や目標を明確にすることから始まります。
結婚や出産、住宅の購入、子どもの成長に応じた教育や老後の生活など、それぞれのライフイベントとその時期を考えます。そして、「そのライフイベントにはどれだけお金が必要になるか」、「いつまでにいくら用意すればよいか」などのマネープランを立てましょう。
そうすれば、資金が必要となる時期や目標に合わせて、どんな金融商品を選べば良いかが見えてきます。
その2“資産づくりのための金融商品分類”
自分の資産づくりに金融商品を活用するためには、金融商品それぞれの性格をよく理解しておく必要があります。
金融商品には、普通預金、貯蓄預金のように、必要なときにすぐに引き出すことのできる「流動性商品」、定期預金・個人向け国債など一定期間は現金化できませんが、普通預金等に比べて利率の高い「定期性商品」、株式・投資信託など、市場の動向によって価格が変動する「価格変動商品」、外貨預金、外国投資信託など、外国の通貨で取引される「外貨建て金融商品」などがあります。
(日本証券業協会ウェブサイトより転載)